改めまして
銀猫 梅吉役を演じさせて頂きました
福田侑哉です。
いつも終わると同じ気持ちになります。
もっと芝居がしたい
もっと芝居がしたい
ただその一心です。
終演と同時に
自分の心の中が一気に崩れるというか無くなるというか…
胸に穴が空いたような気持ちとは正にこの事だなと思わされる9月の始まりです。
1人で寝る時ってどうしても余計な事を考えてしまう
1人で居るとどうしてもマイナスなことを考えてしまう
今も同じです
いや
むしろ
今回はこの業界に入って、
演技を学んで、演り始めて
2年とちょっと…
初めての舞台
たけくらべをはじめ
今までの作品。
自分が得てきたもの
過ごしてきた時間
失ったもの
様々なことを考えています
思い返せば
初めて丸さんこと丸山座長の演技を観た時は素人ながら鳥肌が立ちました
今でも鮮明に覚えています
その日から今までずっと丸さんの背中を見てきました
演技もずっと観てきました
稽古場でも本番中でも
芝居に対しての熱さが尋常じゃない
その熱さが自分をここまで夢中にさせたのかもしれない
自分が演技で迷った時、自分が主演をやっていいのかと思っていた時、自分がセリフを飛ばした時、セリフを噛んだ時、自分が間違ったことをした時、自分が人生の相談をした時。
たくさんお世話になった方はいる。
名前を挙げれば共演者の方全員。
望月さん然り、スタッフの方々ともそういう話をしたときもある。
だけど
やはり丸さんの言葉が一番自分に伝わってきたというか
グッとくることもあった。
だからこそ、今の自分が居る。
とにかく
男性も女性も一生懸命な姿は本当にかっこいい
夢を諦めずに追っている人間はかっこいい
本当に素敵な舞台に
熱い作品に関われたこと
嬉しく思います。
この場を借りての挨拶となりますが
関わって頂いた全ての方々に心から感謝の気持ちを申し上げます。
今一度
自分と見つめ合い、
人生を振り返り
これからの自分の在り方を
考えようと思います。
いろいろなSNSの記事で同じことを載せていますが自分の中でも今年は大きな変化が欲しい年。
年男故に。
次の年男の時は36歳。
節目の年でもあるので
本当に頑張りたいと思います。
劇団ドガドガプラス第20回記念公演に携われて本当に良かったです。
本番中
なかなか天候に恵まれないところ
足を運んで下さったお客様
ありがとうございました。
季節変わって
気温も下がってくる頃ですが
またお会いしましょう。
終演の挨拶とさせて頂きます。
銀猫 梅吉役
福田侑哉